夕食は18:00?なんだけど、宿に到着したとき既に18:00をまわってしまっていた。
なので、ザブンとだけお風呂に入らせてもらい夕食に望むことにさせていただいた。
特徴があるので、ザブンと入るだけではもったいない。
北新館には2つの源泉が沸いている。
強食塩泉と硫黄泉。どちらも自家源泉だそうだ。
赤茶けた湯が湯が食塩泉。
不思議な色しるんですよ、このお湯。
沈殿している湯の花は赤茶けていて、タオルで浴槽の縁を軽く撫でるとタオルにもこってり赤茶色がくっつきます。
そうそう、この湯の花のせいで、僕はちょっと誤解をしていたのです。
風呂場の足拭きマットが茶黄ばんでいて、清潔感に問題あり?なんておもってたんだけど
完全に僕の勘違いでした。
考えてみれば赤茶けた湯の花がみんなの足裏に付着して、それでマットも色づいてたのでした。
お湯の話に戻ってこのお湯、赤茶けた色なんだけども、なんとなく深みがあるというか形容しがたい。
その秘密はどうやらもうひとつの湯の花にあるようだ。
すすのように黒くて、糸くずみたいな形をしたやつが湯の中を浮遊している。
指でつかまえてみると、粉末のようにとけていく。
こんなのはじめてみた。
「となりのトトロ」にでていた「真っ黒くろすけ」みたい。
縁にはがっしりと成分が付着しています。
濃そう?。
そして、匂い。
温泉マニアの間で珍重される、
あのアブラ臭のする湯です。
もしかしてここもモール泉みたいなやつなのかな?
泉質に詳しい方おしえて?。
この強食塩泉は温度が低めのせいもあるのか、意外に肌の刺激が意外に低めに感じました。
欲をいえば脱衣所がもう少し雰囲気があれば、宿全体の印象がぐっとよくなるんだけどなぁ。
(なんて、いらぬおせっかいででした。)