夕食の時間が近づいてきたのでレストランをちょっと覗いてみました。

いい匂いが漂いはじめています。

コロナ対策でパーテーションが入っているのでこのときは半個室状態です。パーテーションがないときは窓に映し出される木々の緑での雰囲気が抜群に良いのだ。

 

前菜 ししとうカツオ煮・稚鮎甘露煮・なつめ

ここの料理は静かに始まります。バイオリンの弓が弦の上を静かに引かれるように。
そうなるとこちらのセンサーは鋭敏になってくる。

自家製の梅酒を発注

お酒が充実している印象でメニューには地酒や地ビールそしてワインなどもたくさん揃っているようだ。飲める人ならこういう料理をつまみながらさぞかしうまい酒になるのだろう

マスと大根のなます

柿の白和え。ぼくの好物でうれしい。

煮物はこも豆腐、かぼちゃ、つくねなど

そうめんカボチャ中華風サラダ。歯ごたえがいい。

トマトの茶碗蒸し

「トマトとチーズの茶碗蒸しです。」

といって供されたときには味の想像がつかなかった。

イタリアンぽくもあり洋風な、でもちゃんと茶碗蒸しを感じさせる初めての味でした

飛騨牛のローストビーフ

この宿の定番料理ですね。ソースは林檎だったかな?それにニンニクとマスタードをちょいとつけて。いままで食べたローストビーフとは別格。絶品です。噛むほどに豊かな味わい。

野菜の竜田揚げ

ちゃんと下味が着いてる。そしてこんにゃくをこうして食べるとなんとも言えず美味しいことを知った。

岩魚笹焼

これも長年愛されてる名物料理ですね。

お腹に味噌(自家製?)を仕込んで遠火で蒸し焼きにしてるのかな?笹に閉じ込められた岩魚の香ばしさが味噌とからみ、ご飯が欲しくなります。

写真で見返しながら唾が溜まってきました笑。

林檎のシャーベッド

奥様がつくってくださる料理は、そばにいてくれるような料理。
大げさな文句はない。
派手な器やきらびやかな装飾で自らを飾ることもない。
上質な、それでいて生活そのもののような料理。
それは大量生産されるおもてなしの文句よりもよほど、大切に迎えられてる気分になる。

 

 

 

おやすみなさい。

 

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