奥飛騨のとある場所。この迫力。粗彫りの巨大な彫刻が立ちはだかる。
写真左下あたりに「新穂高の湯」という、寸志で入れる野手満点の大きな露天風呂がある。
この日は清掃中で入れず。
饗家に到着
国道沿いにある饗家は以前はペンションだったそうです。なるほどフォルムに面影を感じます。
素足で歩ける畳敷き、焚かれたお香とともに上質感につつまれた。
玄関から帳場へ向かう通路をあえて曲げた”ため”が心憎い。
ぼくら一番乗りのようで、館内はとても静か。
甘いものをいただきながらチェックイン。
上質を旨とする和の宿ではこのスタイルはだいぶ定着しましたね。
母屋の2階が客室となっている。飛騨らしい温かみのある鄙びた館内
「料理の宿だから」と、お部屋は質素に一番低価格のタイプを予約した。
民芸調のお部屋
部屋に特に不満はなかったが、一点だけ部屋に入った最初は何か変な匂いがした。
「なんだろう」と探ってみるとエアコンがその元らしい。設定温度を下げてみると1時間くらいで匂いは無くなって行った。
連れはこの雰囲気をとても気に入ったようだ
さーて、お風呂へ向かおう。
4つある貸切風呂のうちの2つの貸切風呂がこの離れの山草庵にある。
利用はしなかったのですが、日が落ちる方向の向いた足湯があるんですね。
風呂への入り口
トイレの洗面所が洒落てる
「岩の湯」の露天風呂
まずは「岩の湯」という露天風呂と内湯がセットになった貸切風呂へ。のびのびとした気分ですごした。
「岩の湯」の内湯
どこのお風呂も脱衣所がけこう広々なんです。マッサージチェアもうれしい
「陶の湯」の露天風呂
となりに移って、こちらは「陶の湯」。どデカイ陶器のお風呂と露天がセットになった貸切風呂。
「陶の湯」の内湯
陶器の風呂も最近見かけるようになったが、この大きさはなかなかのインパクト。2人で入っても充分な余裕だった。
廊下の水がめには温泉が注がれている
こういう冷やし方してる牛乳、美味しそうにみえるんですよね。宿泊者は1人一本無料でお飲める。
牛乳飲みながら、なんかいい眺めだなと眺めていた景色
母屋にもどってくると、影の長さに日の傾きを感じる時間。
夕飯どきも近い。
再び離れの山草庵へ
顔みたいに見えるとの向こうが、大人のムード漂う食事処だ。
この雰囲気がとても好きだ。戸の奥に個室が潜んでいる
個室の食事処
テーブルにちょっとした囲炉裏が切られてる。
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