嶽温泉 小島旅館
お部屋 一般客室
四季折々に表情を変える”岩木富士”の別名を持つ美しい岩木山、その山麓にある心やすまる温泉宿。
浴槽にはイオウの匂いと湯気が立ち込めており、温泉宿に来た喜びを改めて感じる。
泉質はイオウ泉で、神経痛、皮膚病等に著効があるそうだ。男女ともほぼ同様のお風呂。
地上に湧き出したばかりの源泉を直接湯船に注いでるような感じのお湯は濃厚で野性的だが、湯上りの肌の感じはとても滑らか。
食事は岩木山の採れたての山菜料理が中心となり、季節に応じていのしし鍋などの鍋料理も出される。
そして「舞茸の釜飯」!デザートの「りんごのクリームソース」も旨かった。
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山間の宿らしく落ちついた感じのお部屋。
こちら朝食の貝焼き味噌。青森県津軽地方の郷土料理だ。
ご飯にかけて食べたら、めちゃめちゃ旨かった。
いわゆる、秘湯の宿だ。
だた、秘湯を守る会に加盟しているわけではなく、秘湯の会の宿がどんどん多様に進化している中で、この嶽温泉にはそんな波が届かないのか、いわゆる昔の姿の秘湯の宿。宿のどこを見ても”秘湯”という言葉が記されてるわけではない、鄙びを演出に変えるようなしたたかさを持ち合わせていることなどあろうはずもなく、そのまんまの秘湯なのだ。
近年は中高年を筆頭に、登山を楽しむ方がとても増えていると聞きます。日本百名山に数えられる美しい容姿の岩木山は、標高はそれほど高くなくてもかわいらしい高山植物に出会える山だ。
岩木山登山に利用したい宿がこの小島旅館。湯治場だった頃のお風呂の雰囲気と、そこに注がれるお湯がたまらなくいい。
名物の釜飯とりんご料理そして湯治気分を少し味わってみるのもオツですね。豪華な旅館に泊るだけが能じゃない、この旅館なら心からのんびり出来そうだ。
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