お部屋
「藤もと」は、畑の横に佇む「大きな田舎のお家」といった印象の宿です。廊下や部屋のつくりが広々していて、都会のせせこましさを感じさせません。チェックインのときに、お茶とおはぎが出てきました。
貸切のお風呂は4つもあります。部屋数8つに対して、貸切風呂4つに大浴場が2つ。大浴場には内風呂と露天風呂があるので、大浴場でさえ独占できる確率が高い、という贅沢なお風呂の数です。
一番奥にある貸切露天風呂から見える大きな木や山は、気持ちをゆったりさせてくれます。湯船のすぐ横には川が流れています。大浴場の露天風呂の傍らに、ハナミズキでしょうか?。真っ白できれいな花が咲き乱れています。
お風呂に行く途中には、小さなバーがある小部屋があり、ビールやラムネがセルフサービスで飲めるように置いてありました。充分に温まった後、風呂から上がり、バーの小部屋で夕暮れを楽しみました。
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川べりの階段を下りると、丸い小さな湯船がありました。河原の一枚岩をくり抜いて温泉を引き込んだという、この「川湯」。鳥の声を聴きながら、川湯に浮かぶ気持ちよさは格別です。もう一泊して、もっと川湯に浮かびたいなあ。ほんと。
これだけいい露天風呂が多いと、内風呂には目が行かないです。わざわざ内風呂に入る必要も無いと思いましたが、でもやっぱり入ってみる(^^ゞ内風呂の湯は少し青みがかって見えました。サウナもあります。
夕食は期待通り旨いです。お酒を頼むと、珍しく錫の酒器で出てきました。錫の酒器に、お酒や水を入れて飲むと味が変わるとか。錫の器と他の器に入れたお酒の、飲み比べがしてみたいですね。
さすがに黒川温泉で元精肉店を営んでいたというだけあって、お肉はジューシー。ご主人が摘んでくるという山菜の天婦羅が霞みます。山菜は少々脂っこい感じがしました。
大浴場の露天風呂。特に「川湯」は最高にいいです。体を伸ばして川湯に浸かれば、開放感全開?(^o^)/です。この日の川湯は、ぬるめで長湯ができました。朝から貸切、湯三昧です。極楽∬ (*´∀`*)□ゞ ∬極楽。
朝食のおかずはブッフェスタイルになっています。卓上に準備されていた、出汁巻き玉子が旨いこと(^・^)。惣菜やお豆腐もたくさんいただきました。ついつい一通りお皿に盛り付けてしまいました。見た目が美しいのですが、テーブルの真ん中のあたりにある惣菜は取りにくいです。
黒川温泉に程近く、山の小道を少し進んだところに「奥満願寺温泉 藤もと」があります。宿の方のお話によると、カーナビで「藤もと」を設定しても、違う温泉に行ってしまうことが多いとか。私もナビで行きましたら、ちょっと迷いました。
貸切のお風呂は4つもあります。部屋数8つに対して、貸切風呂4つに大浴場が2つ。大浴場には内風呂と露天風呂があるので、大浴場でさえ独占できる確率が高い、という贅沢なお風呂の数です。4つある貸切風呂のどこも良いです。一番奥が好きですが、どれも開放感があって気持ちいいです。お湯は微乳白色に濁り、新鮮そのもの。抜群の極上湯です。大浴場にある露天風呂は、上下2段になっていて、上段は熱い湯、下の段はぬるい湯なので、好みの温度の湯に浸かれます。夜の貸切風呂は、ライトアップされて雰囲気が良いです。フロントの鍵置きにある鍵を見てみると、8部屋の内、使用中のものは3部屋。5部屋は空き室なので、貸切風呂は常に使い放題でした。
この宿の欠点は、朝食の時間が8時30分に決められていることと、チェックアウトの時間が10時であること。何故かと言うと、8時30分に朝食を食べ始めて、9時半ごろに食べ終わると、30分でチェックアウトしないといけない。慌ただしくて、こりゃたまらん。??(●´益`;;A)?? 朝食後に一休みする時間がほしいです。アンケートに、このことを書く時間もありませんでした。…と言いながら、9時半から10時までの30分で川湯に入って帰りました。そりゃアンケートを書く時間はありませんよね…。せめてチェックアウトを11時にしてほしいです。