愛知県春日井市にある”千歳楼”はおすすめです。
通称”玉の川”と呼ばれる庄内川沿いの老舗割烹旅館です。
何と言ってもお料理の器は陶芸好きな人にはたまらないと思います。
人間国宝級の陶芸家の器で頂くお料理は手の込んだ会席料理です。
女将さんが、京都で勉強された方なので料理は上品な京懐石風です。
季節によって献立は変わります。今の季節だと”鮎の風干し”とかだと思います。
お部屋から見る、玉の川の渓流と素敵な陶器、そしてお料理とゆっくり旅をしたいという方におすすめです。女将さんは、陶器を大切にする方なので出来れば陶芸に興味があると言えばいろいろ見せていただけると思います。
運がよければ国宝級の茶器でお抹茶がいただけるかも知れませんよ。
旅館の場所は、JR定光寺駅から歩いて5分。名古屋から定光寺まではJRで30分くらいです
じゅんこさん、書込みありがとー。早速、タビエルの「取材したいリスト」に加えておきました。未熟者の私ですが、いろいろな宿で食事を頂くうちに器のよさ、楽しさを感じるようになりました。お汁を輪島塗りで頂いた時の、赤ちゃんのほっぺたにくちびるをくっつけたときのような感触、子どもの頃の土いじりを思い起こさせる陶器の手触など・・・。実生活で使われている時にその魅力を感じます。国歌を歌わせたり、国旗を見上げさせたり、愛国的な教科書を読ませたりしなくても日本の伝統的な文化、そして宿の文化の中に日本を愛しく思うきっかけは潜んでいて見つけてもらうのを今か今かと待ってるように思います。
私もその通りだと思います。肌で直接感じる事のできる器と目に焼きつける事ができるお料理の色彩・盛り付けが私の一番好きなきな日本の心のような気がします。私はやっぱり、ホテルより旅館が好きですね。ちなみに、私は愛知県の常滑市に住んでいます。こちらは、常滑焼きで有名な場所です。街のあちらこちらに陶芸の窯があるんです。常滑焼きの散歩道などもあり、観光客の方もたくさん集まる街です。もちろん自分で作れる窯もありますよ。