『星のや 軽井沢』に宿泊された方いらっしゃいますか?

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  • このトピックには9件の返信、1人の参加者があり、最後にyysyにより16年、 2ヶ月前に更新されました。
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  • #5156 返信

    今年の7月にオープンしたという長野県軽井沢にある『星のや 軽井沢』に宿泊されたことのある方はいらっしゃいませんか?

    たまたま今月中旬の旅行で面白そうな宿があるかと探していましたらこの宿に行き着きました。基本的には滞在型のモダンな温泉宿のようで、通常は二泊からの宿泊を受け付けます、とのこと。それから、夕食は料金に含まれず、3つあるレストラン・食事処から自由に選べるようになっているみたいですね。もうひとつ特筆すべきは朝食のこと。サイトで調べる限り12時までに和洋どちらかの食事所で食べられるみたいで、ブランチのように楽しめるとのこと。

    まあ、こんな風に情報は仕入れましたが、実際に宿泊された方がどう思われたか聞いてみたいなと思い、掲示板に質問を載せさせていただきました。率直なコメントよろしくお願いします。


    バウハウス
    #200001705 返信

    お盆の時期に二泊致しました。ホームページなどご覧になっていると思われますが、一泊から可能です。あくまでも隣接のメインダイニングは和食レストランだけです。気分しだいですが、和食をお勧めいたします。二泊目は別荘族が通うフレンチレストランなどが良いと思います。メニューを見せて頂きましたが似ておりました。その他は居酒屋と専用の車での送り迎え付きの隣接ホテルのフレンチレストランです。フレンチは料理は普通ですがサービスがファミレスでした。朝食ですが、和食レストランは12時まで食事ができます。テラスで庭を見ながらは楽しいと思います。お勧めは早めの和食を取り上階のライブラリーで本を見ながらお茶をして(フリードリンク)ベットタイプのソファでうたた寝です。お部屋は山路地の部屋に宿泊致しました。とても広く和モダンインテリアです。ただかなりお部屋は暗いです。読書灯を貸してくれましたが。部屋風呂が狭いながらも檜造りでいい香りでした。窓を開けると半露天気分です。自然を残したラウンドスケープでもみじの木が多くこれからの季節紅葉の時期は綺麗だと思います。滞在中那須の二期倶楽部東館と何度か比較してしまいました。過ごし方が同じになりました。Barがある分二期倶楽部の優勢かな?どちらも楽宿です。ちなみに、auの携帯のみ通じます。あとスタッフが忍者です。


    こまこま
    #200001706 返信

    横レス失礼いたします。『星のや』へ宿泊レポ拝見いたしました。とても癒し系の宿のようでゆっくりされたようですね。 実は以前、予約をしていたのですが部屋にテレビが無いとの事でキャンセル致しました。幼児がいるのでテレビが無いと、もたない気がしたからです。テレビがなくてもご不便等を感じませんでしたか?


    はじ
    #200001707 返信

    以前、泊まろうかなと思ったのですが、25000円くらいと少々高目の値段の割には、部屋数が多くて、パスしました。部屋数が多いと、どうしてもサービスの質が低下するので、このくらいの値段であれば、15部屋くらいには抑えて欲しいところです。もちろん、部屋数が多くても、十分なサービスが提供されるというのであれば泊まってみたいと思うので、どなたか情報お願いします。


    バウハウス
    #200001708 返信

    こまこま様はじめまして、お気持ち解ります。ニュース・天気予報などがリアルに解らないのが少し不安で、ノートパソコンを持って行きました。部屋ラジオも通じませんし、携帯もau以外通じません。私はauでしたので助かりました。ライブラリーの新聞は部数が少なく競争が大変です。情報などはお部屋に置いてある雑誌が便利でした。ここは連泊しそれぞれが自分にあった過ごし方をするお宿です。私が行った時も泊り客はさまざまで大家族から若いカップルまで幅が広く、小さい子供もたくさんいました。レストランの上にキッズルームがあり預かってくれるみたいでした。宿泊中小さい子供と庭で遊ぶ家族の姿をたくさん見かけましたし、私もかわいい男の子と仲良くなりました。子供連れの方は隣接の施設ピノッキオのツアー出る方が多く森探索が案外楽しいです。また枯れ木で夏休みの工作を作っている姿も見ました。事前にメールにて宿の方に相談するのもいいかも知れません。私も色々質問して情報を入手してから行きました。一日目は施設探検と温泉以外はライブラリーでCD・本を借りお部屋のプレィヤーで色々聞きながら次に行く予定の上高地の写真集など見て盛り上がっておりました。二日目は夏の軽井沢を感じにドライブをして蕎麦屋のはしごをし、夜は軽井沢で人気のフレンチを食べに行きました。参考になりましたら良いのですが。


    バウハウス
    #200001709 返信

    はじ様こんにちは。ここは旅館ではなくリゾートホテルです。ある程度の規模がある方が楽しいと思います。昔ながらの高級温泉旅館スタイルではありません。フロントが遠いのですが電話でお願いするとすぐ迎えにきてくれます。あえて駐車場を遠くに置いているのですべて送り迎えです。日産キューブが所狭しと大活躍し、お盆の時期でしたので足りなくなるとタクシーでフロントまで送ってくれました。那須の二期倶楽部などがお好きな方ならいいかもしれません。二期倶楽部でも本館と新館の間を何度も送迎して頂いたのですが、ここでも親切なスタッフの子が入浴時間に間に合わせる為に隣のトンボの湯まで送ってくれました。若いスタッフが多く何でもがんばると言った感じです。挨拶などはキチンとしていて、ういういしいです。コミニケーションを取る事を指導されているのでしょう。お話する機会が多く親しくなります。マニアルを何度も繰り返し準備して来た感じです。ここのコンセプトに乗ってみようと言うのなら試す価値は有ります。確かにお値段は高いと思います。メインの夕食代金を入れると5万に限りなく近いです。時期が外れると少しは安いのでしょう。気になるのは清掃の件です。お部屋に直接清掃の方から連絡が入ります。楽しそうにお仕事をされており歌など歌いわいわいしております。気になる方は事前にフロント時間の指定をしてライブラリーなどに移動される事をお勧めいたします。メインレストランがもう少し何か足りないように感じました。フロアーにひな壇で空間分けしただけなので朝は良いのですが、夜は子供などいると大変です。インテリア的には良いのですが、ここに限らず段差がある空間を演出しており年配や子供は大変です。でもフロントサイドの空間がスタルクデザインのデザイナーズホテルを真似ており面白いです。ルームサービスは朝は同じ内容ですがサービス料が高いです。


    はじ
    #200001710 返信

    なるほど高級旅館ではなかったのですね。勘違いしてました。二期倶楽部には宿泊したことがありますが、高級旅館とはまた違った良さがありました。一度、星のやも試してみたいと思います。


    にゃんこの花。
    #200001711 返信

    みなさんからのコメントを読む前に『星のや』に宿泊してきてしまいました。宿泊した私の個人的な感想ですが、宿に対する期待が非常に大きかった分、かなり落胆したというのが正直な気持ちでしょうか。ただ、自分の求める宿像がはっきりしたので、これからの湯宿選びをするための勉強になりました。宿に何を求めるのか...。個人差が随分あると思いますし、誰と一緒に宿泊するのかによっても変わってくることだと思います。一般的には、温泉そのものだったり、お料理だったり、宿の雰囲気や心遣い・サービス、その宿でなければ楽しめない何か、などがあるかと思います。私の場合、一番は温泉で、その次にのんびりと過ごせる空気。実は『星のや』に宿泊する前に『名月荘』に一泊したため、何かにつけて比較してしまいました。『名月荘』はその評判が高いのがよくわかる、とても素敵な宿でした。『星のや』の全体的な印象はバウハウスさんのコメントが的確です。私が気になった点としては、まず、湯宿としての『湯』について。宿泊客が使える温泉施設は2つありました。「とんぼの湯」は宿泊する部屋からしばらく歩く距離にあります。午前10時から午後10時まで利用可能な入浴施設で、入り口でタオルを貸してくれますが、それ以外は一般の日帰り入浴客と同じ扱いです。かなりの人数の一般客が次から次へと入浴しては出ていくような慌しさがあり、また、肝心のお湯も内湯・露天風呂共に「源泉かけ流し」を謳っているにしてはきれいなお湯とは正直思えませんでした。もうひとつの施設、「メディテーションバス」は宿泊者専用なのですが、午後3時から午前11時半くらいまでの利用が可。「とんぼの湯」が嫌だったのでかなりこちらのお世話になったのですが、お昼から3時間ほど利用できない時間帯があり、少し不便を感じました。施設自体はとてもモダンな湯のコンセプトを基に造られたお風呂で、温泉のイメージからは随分と違っています。洗い場は4箇所円形の個室のようにあるのですが、桶などは一切なく、すべての洗い場を使われてしまっているとかけ湯も出来ない状態となり、個人的にはかなりフラストレーションを感じました。全体的に照明が落としてある中、湯船に入ろうとするとまず4段の階段があり、そこから湯の中を歩いて白で統一された明るい湯船に行き着き、そのまま奥に進むと窓がなく照明もほとんど無い真っ暗な空間に辿り着きます。そこでメディテーションを、ということなのだと思いますが、かかっていた音楽が耳障りで気になり個人的には落ち着けませんでした。音楽の好みは個人差が大きいですよね。それから、注意書きがあるものの、そこここに段差があり、愚鈍な私は湯の中で足を何度もぶつけ痣が出来てしまいました。その意味ではバウハウスさんが書かれているように年配者にはちょっと厳しいかと思います。もうひとつは湯宿としてどんな時間を過ごせるか、という点。テレビはありませんし、娯楽はCDを聞くこと、本を読むこと、家族と何もせずに過ごすこと、のようです。ただ、ニュースを入手するにも新聞は一部づつしか置いてなく、いつも誰かが読んでいて、自分が読める頃はもう昼過ぎ。テレビもラジオもないのでその日の天気予報もわからず仕舞いで過ごした二泊でした。本を読むには夜は照明が暗すぎて、、、。本を読むために照明を貸すにしても借りてきて返すという手間を考えるとそれも億劫でしたし(宿泊は集落のように作られた自分の部屋から外を歩きライブラリーやお湯に行くので天気が悪かったりすると外に出る気力も萎えてしまって)。テレビについては是非設置して欲しいと思いました、観るか観ないかは宿泊客の選択だと思うからです。名月荘ではDVDの貸し出しがあり、今回は一泊だったので利用しませんでしたが、是非利用したいと思いましたもん。毎日仕事でテレビをのんびり観ることさえないのに、テレビもDVDもないなんて、、、とこの点はかなり残念でした。最後にもうひとつ。谷の集落をイメージして川に沿っていろんな形態の部屋があるようでしたが、ひとつの集落として完結させるのであれば、コンビニのようなお店が一軒あってもいいんじゃないかと感じたのですが。一泊目にフロントに氷を頼んだのですが、アイスバケット一杯で300円!それに金額の50%の150円がサービスチャージで付き、締めて氷が450円だったんです。どこかに製氷機があれば自分で取りにいけるものですし、何よりも驚いたのはこの50%というサービスチャージ。ルームサービスで頼んだものすべてにかかるようで、このチャージには怒るのを通り越しそのあまりにも破格なレートに呆れてしまいました。海外のどんな高級ホテルでもサービスチャージに50%取るなんて聞いたことがありません。連泊をする人なら部屋で軽く何かをつまみたいと思ってもルームサービスしてくれる食べ物は限られているし何しろこのチャージでは考えちゃいますよね。と、いくつか気になった点を上記に書きましたが、『星のや』での滞在中、働いているどの人たちも宿泊客に積極的に挨拶をし声をかけるよう心がけているのを感じ、とてもよい印象を持ちました。これからまだまだ変わっていく宿なんだろうなと思います。いずれにせよ、この宿は前衛的なもので宿泊客により好みが随分と分かれるのではないでしょうか。


    yysy

    yysy
    #200001713 返信

    ‘地元では誰も相手にしねぇぜこんなの見っけたけど 笑ったな http://community.travel.yahoo.co.jp/mymemo/fwkk9954/buzz/22971.html

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  1. お盆の時期に二泊致しました。ホームページなどご覧になっていると思われますが、一泊から可能です。あくまでも隣接のメインダイニングは和食レストランだけです。気分しだいですが、和食をお勧めいたします。二泊目は別荘族が通うフレンチレストランなどが良いと思います。メニューを見せて頂きましたが似ておりました。その他は居酒屋と専用の車での送り迎え付きの隣接ホテルのフレンチレストランです。フレンチは料理は普通ですがサービスがファミレスでした。朝食ですが、和食レストランは12時まで食事ができます。テラスで庭を見ながらは楽しいと思います。お勧めは早めの和食を取り上階のライブラリーで本を見ながらお茶をして(フリードリンク)ベットタイプのソファでうたた寝です。お部屋は山路地の部屋に宿泊致しました。とても広く和モダンインテリアです。ただかなりお部屋は暗いです。読書灯を貸してくれましたが。部屋風呂が狭いながらも檜造りでいい香りでした。窓を開けると半露天気分です。自然を残したラウンドスケープでもみじの木が多くこれからの季節紅葉の時期は綺麗だと思います。滞在中那須の二期倶楽部東館と何度か比較してしまいました。過ごし方が同じになりました。Barがある分二期倶楽部の優勢かな?どちらも楽宿です。ちなみに、auの携帯のみ通じます。あとスタッフが忍者です。

  2. 横レス失礼いたします。『星のや』へ宿泊レポ拝見いたしました。とても癒し系の宿のようでゆっくりされたようですね。 実は以前、予約をしていたのですが部屋にテレビが無いとの事でキャンセル致しました。幼児がいるのでテレビが無いと、もたない気がしたからです。テレビがなくてもご不便等を感じませんでしたか?

  3. 以前、泊まろうかなと思ったのですが、25000円くらいと少々高目の値段の割には、部屋数が多くて、パスしました。部屋数が多いと、どうしてもサービスの質が低下するので、このくらいの値段であれば、15部屋くらいには抑えて欲しいところです。もちろん、部屋数が多くても、十分なサービスが提供されるというのであれば泊まってみたいと思うので、どなたか情報お願いします。

  4. こまこま様はじめまして、お気持ち解ります。ニュース・天気予報などがリアルに解らないのが少し不安で、ノートパソコンを持って行きました。部屋ラジオも通じませんし、携帯もau以外通じません。私はauでしたので助かりました。ライブラリーの新聞は部数が少なく競争が大変です。情報などはお部屋に置いてある雑誌が便利でした。ここは連泊しそれぞれが自分にあった過ごし方をするお宿です。私が行った時も泊り客はさまざまで大家族から若いカップルまで幅が広く、小さい子供もたくさんいました。レストランの上にキッズルームがあり預かってくれるみたいでした。宿泊中小さい子供と庭で遊ぶ家族の姿をたくさん見かけましたし、私もかわいい男の子と仲良くなりました。子供連れの方は隣接の施設ピノッキオのツアー出る方が多く森探索が案外楽しいです。また枯れ木で夏休みの工作を作っている姿も見ました。事前にメールにて宿の方に相談するのもいいかも知れません。私も色々質問して情報を入手してから行きました。一日目は施設探検と温泉以外はライブラリーでCD・本を借りお部屋のプレィヤーで色々聞きながら次に行く予定の上高地の写真集など見て盛り上がっておりました。二日目は夏の軽井沢を感じにドライブをして蕎麦屋のはしごをし、夜は軽井沢で人気のフレンチを食べに行きました。参考になりましたら良いのですが。

  5. はじ様こんにちは。ここは旅館ではなくリゾートホテルです。ある程度の規模がある方が楽しいと思います。昔ながらの高級温泉旅館スタイルではありません。フロントが遠いのですが電話でお願いするとすぐ迎えにきてくれます。あえて駐車場を遠くに置いているのですべて送り迎えです。日産キューブが所狭しと大活躍し、お盆の時期でしたので足りなくなるとタクシーでフロントまで送ってくれました。那須の二期倶楽部などがお好きな方ならいいかもしれません。二期倶楽部でも本館と新館の間を何度も送迎して頂いたのですが、ここでも親切なスタッフの子が入浴時間に間に合わせる為に隣のトンボの湯まで送ってくれました。若いスタッフが多く何でもがんばると言った感じです。挨拶などはキチンとしていて、ういういしいです。コミニケーションを取る事を指導されているのでしょう。お話する機会が多く親しくなります。マニアルを何度も繰り返し準備して来た感じです。ここのコンセプトに乗ってみようと言うのなら試す価値は有ります。確かにお値段は高いと思います。メインの夕食代金を入れると5万に限りなく近いです。時期が外れると少しは安いのでしょう。気になるのは清掃の件です。お部屋に直接清掃の方から連絡が入ります。楽しそうにお仕事をされており歌など歌いわいわいしております。気になる方は事前にフロント時間の指定をしてライブラリーなどに移動される事をお勧めいたします。メインレストランがもう少し何か足りないように感じました。フロアーにひな壇で空間分けしただけなので朝は良いのですが、夜は子供などいると大変です。インテリア的には良いのですが、ここに限らず段差がある空間を演出しており年配や子供は大変です。でもフロントサイドの空間がスタルクデザインのデザイナーズホテルを真似ており面白いです。ルームサービスは朝は同じ内容ですがサービス料が高いです。

  6. なるほど高級旅館ではなかったのですね。勘違いしてました。二期倶楽部には宿泊したことがありますが、高級旅館とはまた違った良さがありました。一度、星のやも試してみたいと思います。

  7. みなさんからのコメントを読む前に『星のや』に宿泊してきてしまいました。宿泊した私の個人的な感想ですが、宿に対する期待が非常に大きかった分、かなり落胆したというのが正直な気持ちでしょうか。ただ、自分の求める宿像がはっきりしたので、これからの湯宿選びをするための勉強になりました。宿に何を求めるのか...。個人差が随分あると思いますし、誰と一緒に宿泊するのかによっても変わってくることだと思います。一般的には、温泉そのものだったり、お料理だったり、宿の雰囲気や心遣い・サービス、その宿でなければ楽しめない何か、などがあるかと思います。私の場合、一番は温泉で、その次にのんびりと過ごせる空気。実は『星のや』に宿泊する前に『名月荘』に一泊したため、何かにつけて比較してしまいました。『名月荘』はその評判が高いのがよくわかる、とても素敵な宿でした。『星のや』の全体的な印象はバウハウスさんのコメントが的確です。私が気になった点としては、まず、湯宿としての『湯』について。宿泊客が使える温泉施設は2つありました。「とんぼの湯」は宿泊する部屋からしばらく歩く距離にあります。午前10時から午後10時まで利用可能な入浴施設で、入り口でタオルを貸してくれますが、それ以外は一般の日帰り入浴客と同じ扱いです。かなりの人数の一般客が次から次へと入浴しては出ていくような慌しさがあり、また、肝心のお湯も内湯・露天風呂共に「源泉かけ流し」を謳っているにしてはきれいなお湯とは正直思えませんでした。もうひとつの施設、「メディテーションバス」は宿泊者専用なのですが、午後3時から午前11時半くらいまでの利用が可。「とんぼの湯」が嫌だったのでかなりこちらのお世話になったのですが、お昼から3時間ほど利用できない時間帯があり、少し不便を感じました。施設自体はとてもモダンな湯のコンセプトを基に造られたお風呂で、温泉のイメージからは随分と違っています。洗い場は4箇所円形の個室のようにあるのですが、桶などは一切なく、すべての洗い場を使われてしまっているとかけ湯も出来ない状態となり、個人的にはかなりフラストレーションを感じました。全体的に照明が落としてある中、湯船に入ろうとするとまず4段の階段があり、そこから湯の中を歩いて白で統一された明るい湯船に行き着き、そのまま奥に進むと窓がなく照明もほとんど無い真っ暗な空間に辿り着きます。そこでメディテーションを、ということなのだと思いますが、かかっていた音楽が耳障りで気になり個人的には落ち着けませんでした。音楽の好みは個人差が大きいですよね。それから、注意書きがあるものの、そこここに段差があり、愚鈍な私は湯の中で足を何度もぶつけ痣が出来てしまいました。その意味ではバウハウスさんが書かれているように年配者にはちょっと厳しいかと思います。もうひとつは湯宿としてどんな時間を過ごせるか、という点。テレビはありませんし、娯楽はCDを聞くこと、本を読むこと、家族と何もせずに過ごすこと、のようです。ただ、ニュースを入手するにも新聞は一部づつしか置いてなく、いつも誰かが読んでいて、自分が読める頃はもう昼過ぎ。テレビもラジオもないのでその日の天気予報もわからず仕舞いで過ごした二泊でした。本を読むには夜は照明が暗すぎて、、、。本を読むために照明を貸すにしても借りてきて返すという手間を考えるとそれも億劫でしたし(宿泊は集落のように作られた自分の部屋から外を歩きライブラリーやお湯に行くので天気が悪かったりすると外に出る気力も萎えてしまって)。テレビについては是非設置して欲しいと思いました、観るか観ないかは宿泊客の選択だと思うからです。名月荘ではDVDの貸し出しがあり、今回は一泊だったので利用しませんでしたが、是非利用したいと思いましたもん。毎日仕事でテレビをのんびり観ることさえないのに、テレビもDVDもないなんて、、、とこの点はかなり残念でした。最後にもうひとつ。谷の集落をイメージして川に沿っていろんな形態の部屋があるようでしたが、ひとつの集落として完結させるのであれば、コンビニのようなお店が一軒あってもいいんじゃないかと感じたのですが。一泊目にフロントに氷を頼んだのですが、アイスバケット一杯で300円!それに金額の50%の150円がサービスチャージで付き、締めて氷が450円だったんです。どこかに製氷機があれば自分で取りにいけるものですし、何よりも驚いたのはこの50%というサービスチャージ。ルームサービスで頼んだものすべてにかかるようで、このチャージには怒るのを通り越しそのあまりにも破格なレートに呆れてしまいました。海外のどんな高級ホテルでもサービスチャージに50%取るなんて聞いたことがありません。連泊をする人なら部屋で軽く何かをつまみたいと思ってもルームサービスしてくれる食べ物は限られているし何しろこのチャージでは考えちゃいますよね。と、いくつか気になった点を上記に書きましたが、『星のや』での滞在中、働いているどの人たちも宿泊客に積極的に挨拶をし声をかけるよう心がけているのを感じ、とてもよい印象を持ちました。これからまだまだ変わっていく宿なんだろうなと思います。いずれにせよ、この宿は前衛的なもので宿泊客により好みが随分と分かれるのではないでしょうか。