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馬曲温泉の野天風呂から木島平の眺めを堪能し、お昼をいただいていると窓の外は雪です。
急変したお天気に午後からの観光をキャンセルしてお宿に急ぐことにしました。麻釜を目指して雪の細い路地を登っていくと、濛々とした湯煙の中に古い3階建ての旅館が
佇んでいます。外観で判断してはいけないとは思いつつも一瞬がっかり・・・玄関に入るとそこは昔ながらの旅館の佇まい、丁寧に従業員の方が揃ってお出迎えです。
予約の名前を確認すると、そのまま館内の説明をしながらお部屋へと案内して下さいます。旧舘から新館への渡り廊下を歩いていくと次第に雰囲気が変化してきます。
うん、これこれ!!(^o^)
通路の隅を利用してかわいいテーブルと椅子が配置され、その上にはブリキのお人形がブラ
ンコしています。又、通路のお人形は明かりの玉をだっこして、光を遠慮がちに投げかけて
います。などなど・・。光と影の演出を楽しみながら、たどり着いたお部屋は囲炉裏と炬燵の二間続きの純和風の
お部屋でした。南の窓には満開の桜と錯覚するような雪化粧された木々や厚い雪に覆われた
町並み、ジャンプ台が切り取られています。また西に空けられた窓からはきっと夕焼けが
囲炉裏のお部屋を赤く染めるのだろうなどと想像してしまいます。最近は炬燵とは無縁の生活を送っているので、ことさら暖かさを感じ我家も出そうかなぁ?
などと思ってしまいます。
お炬燵に入って、お茶請けの温泉まんじゅうをいただきましたがこれが秀逸!。
温泉饅頭の皮部門では私の知ってる中では現在トップにランクされそうです。
住吉屋さんから50m程下った右側のお店から取っていると紹介され、勿論お土産に加わり
ました。お食事は蔵座敷というお食事処で頂きました。名前の通り蔵を改造したものの様で、入り口
には蔵に付き物の重たそうな扉がついています。扉をくぐると田川水泡の絵が飾られ、奥の
階段を上っていくとコケタ!浴衣の裾を踏んでしまいました。
上を見上げると道祖神が祭られ、梁には明治28年・・河野××と墨書されていましたから
本当に古いものの様です。ここからが住吉屋さんの本領発揮です。取廻し鉢に始まる料理は言葉にならない位の絶妙な
味付けで息つく暇がありません。(京都の有名な料亭にもひけをとらない!)
本当は息つく暇はあるのですが、いもなます、しょうにいもなどの取廻し鉢が美味しく、後
が入らなくなるからとは思いつつも、料理の間についつい手が出てしまうのです。
この結果コースの5品目あたりでお腹が一杯!それでもいつもの様にだんな様の分まで完食
する私です。野沢の外湯は本当に熱い!ご主人のお勧めで朝出かけたのですが前客がいない(たぶん?)
せいか源泉のままの温度です。入るまでに随分と水を足さなければ成りませんでした。
今回は「穴場ですよ!」と紹介された一番端の滝の湯だけでしたが、麻釜よりヌルヌルとし
たいいお湯の様な気がしました。また是非季節を変えて訪れたいお宿です。ではまた。
タビエルさささんこんにちは。ご感想ありがとー!!いいっ!いいっ!住吉屋さんに興味を惹かれたのはもちろんののこと、さささんのレポートとってもいいです。これで写真があれば、タビエルの記事がつくれます。しかも学生時代は国語が苦手で通信簿は万年「2」だった私の文よか数段宿の空気が伝わってきます。いつか片手間でいいので、記事つくりを手伝っていただければうれしいなぁ・・・なんて(半分本気)。これからも旅の感想楽しみにしています。ありがとー!
さささんこんにちは。ご感想ありがとー!!いいっ!いいっ!住吉屋さんに興味を惹かれたのはもちろんののこと、さささんのレポートとってもいいです。これで写真があれば、タビエルの記事がつくれます。しかも学生時代は国語が苦手で通信簿は万年「2」だった私の文よか数段宿の空気が伝わってきます。いつか片手間でいいので、記事つくりを手伝っていただければうれしいなぁ・・・なんて(半分本気)。これからも旅の感想楽しみにしています。ありがとー!