私も「はじはじ」さんや「みずほ」さんと同意見です、嘘をつきはじめるとそれに歯止めがきかなくなると思います。いくつかの温泉宿は入浴剤を使っている旨公表していたと聞きますが、そうでない宿などは問題外だと思います。ただでさえ、白骨温泉は人気が高く、その他のあまり有名でない温泉地に比べればそれなりのお金を取って商売をしていたはず。もちろんそのような人気、特に白濁した温泉のイメージなどはマスコミが先導し消費者たる私たちが作ったものだとしても、自然に湧き出した温泉が透明になってしまったことを隠し入浴剤を使い続けていたなんて、消費者を無視した本末転倒な処置であることは間違いないではないですか。こんなことを疑い始めるときりがなくなってしまいます。今回の件は、白骨温泉だけでなく、物やサービスを提供する立場にいる者に対しどれくらい信用していいものなのか、という問題点を提起しているように思います。『知らなければ満足しているんだから良いじゃないか』的な思考が見え隠れしているような気がします。「岳人」さんのように許せる人もいると思います。それは各人の許容範囲によるものだと思います。ただ、意図を持って事実を曲げ・嘘をついてそれを知らない消費者と商売をするというのと、真実を伝え消費者が承知の上で商売をするというのとでは話が大きく違います。いい宿であれば入浴剤を使っていようが循環湯であろうが温泉客は入ると思います。その意味では、いつかの白骨温泉の宿は、正々堂々とした商売をしていなかったことによる今回の影響は甘受するしかないのではないでしょうか。