Home › フォーラム › 種PJ 最後のお便り › 返信先: 種PJ 最後のお便り
CANINE HILLS
5月 14, 2014 4:16 pm
#2000017516
こんにちは。
このたびは大変お世話になりました。
思いもよらぬ東北大震災で一気にお客様が減り、
また原発でよけいに集客が難しくなったここ福島で、廃業を余儀なくされたところはたくさんありました。
私どももこの先どうしたらいいだろうかと悩んだこともありました。
『旅館サポーター制度 種たね』を知り申し込んだどころ、数組でしたが応募してくださり、実際に来てくださいました。
サポーターの方々の励ましの言葉はとてもありがたく、福島に心を痛め、応援してくださっている人たちはどこにもいることを知りました。
『旅館サポーター制度 種たね』を運営してくださった方々は、東北大震災で困っている宿泊業の実情を知って、1円の利益もないどころか、かえって出費ばかり続くこの事業を敢えて行ってくださいました。
ただただ頭が下がるばかりです。
本当に感謝いたしております。
おかげさまで困難を乗り越えることができ、今に至っております。
今年に入って当館の近くの「国立磐梯青少年交流の家」にも子どもたちが戻ってきました。
原発事故のあった年は子どもたちの姿は全くなく、
一昨年は4回、昨年は12回くらい子どもたちの姿を見ただけです。
今年はすでに6回、子どもたちの姿を見ています。
これからGWや夏休みで何十組もの子どもたちが来てくれることと思います。
「すみません、トイレ貸してください」の声も又聞かれるようになるでしょう。
震災で打撃を受けた宿泊施設も、徐々にお客様が戻り、元気になっています。
私どもも元気です。
いろいろお世話になりありがとうございました。
この事業にかかわってくださった方々に心からお礼を申し上げます。