ご縁があって丹波篠山にいってきました。
仕事2時間、
遊び4時間!
いいところでした。
丹波篠山って、富山に住む私にとってはあまりなじみがない。
お客さんのまえで「しのやま、しのやま」と連呼してしまったのですが、
正しくは「ささやま」って読むんですね?。
ただ、”丹波”という名には子供の頃から馴染み深いんです。
よく自分の苗字はしょっちゅう「たんば」って間違えられたしたから。
んで、散策してみるとこれがとっても風情ある城下町なんですよ。
すっかりお気に入りの町になりました。
さて、事前の調べによるとここは蕎麦が盛んな土地らしい。
昼飯は蕎麦に即決。
いくつかのブログに出ていた「一会庵」という蕎麦屋さんに決めた。
看板などはでてなく、ちょっと遠巻きに見るとここは農家にしか見えない。
知らない人はここに蕎麦屋があるなんて、よもや思わないだろう。
きっとたどり着けなかった人も多いことだろう。
?地図で調べたおおよその場所を車でウロウロしていたら、
茅葺屋根が遠くに見えた。
ブログでみた写真と似てるかも、といっても
茅葺屋根は全部同じに見えなくもないが・・・。
農家の家に着いてしまいそうな不安に駆られながらすすむと
のどかな農家のような茅葺屋根の前に場違いに
車が7?8台も駐車されているのが見える。
法事のあつまり?
いや、軽トラックは一台もなく、県外ナンバーも高級車も何台か混ざってる。
間違いない。
ここが目指す目的地のようだ。
梁のめぐらされた、天井の高い古民家には年代モノの糸巻きやミシンなどがおかれている。
3箇所ある囲炉裏を囲んでお客さんが蕎麦をずずずとすすっている。
合席で向いにすわったおばあちゃんは
「昔の家はこんなんやったわぁ?」と懐かしそう。
心地よい風が通り抜けていく。
そばがき(あ、手ぶれしてた)。
ふわふわしている。
量が多いので二人でひとつが十分な量。
そば切り。
蕎麦の風味を邪魔しないために薬味はなし。そば粉100%
旨し!
しっかりとした腰があり表面は少しざらつきがある。
数本をつまんで口に含むと広がる蕎麦の風味。
ストライクゾーンど真ん中ぁ!
デザート代わりのそばぜんざい。
やさしー甘さ。
味付けでごまかさない、素材の甘さがいですね。
蕎麦屋さんだから蕎麦ぜんざいなんだけど
本音をいうと、餅だったらもっと旨かっただろうなぁっ、
っていったらバチあたりだろうか?
目の前には蕎麦畑。蕎麦の花が満開でした。
あ、新蕎麦ではなかったんですね。
でもでも、とっても旨かった。
お気に入りの蕎麦屋さんになりました!
さて、なんで丹波篠山へ行っていたかと言うと
ここに古民家を改装した歯医者さんができるんです。
その歯医者さんが以前からタビエルのことを知っていてくださって、
サイトをお手伝いさせていただくことになったのです。
古民家に癒される歯医者さんってなんか良さそうですね。
この蕎麦をつまみあげてる写真を見た
うちの子供(小学4年生)のコメント、
「お、こしが強そう。」
だって。
おっ、おまえホントに小学生か?