鮎です。
さかのぼる事数日前、
胡蝶の料理長と電話で話しているとき
「鮎プランをやろうと思うんですが、写真が・・・・。」
という話になり、
「素人写真でよければとりましょうか?」と、
頼まれもしてない
のに口走った私。
なぜって、もちろん
下心。
運ばれてきた鮎、香ってます。
さすが香魚と呼ばれる魚。
一通り撮り終わり、カメラの片付けも済んでしまった。
不意に生まれる、
ビミョーな間。
心の声:言うんだ、今言うんだ!
「あの、ちょっと味見してみていいですか?」
あっ、言っちゃった。
自分の口からそんなずうずうしい言葉が発せられるとは!
「あっ、どうぞ、どうぞ。」
と、私の先制攻撃にひるむことなく、
お箸と、温かいお茶を持ってきてくれた。
「ご飯もいまお持ちしますね。」
と言ってくださるが、
あくまで食べに来たんじゃなくて、撮りに来たんだという
体面
を保ちたい私は、かろうじてこれを辞退。
ご飯まで頂いては、目的がバレバレになってしまうではないか。
で、まだ温もりの残る塩焼きに喰らい付く。
半生っぽくジューシー身と内臓ところを一緒に口に含む。
あぁ・・・。
鮎の風味とともに、淡い苦味の中で生まれた
輪郭をもった甘さが口の中に充満する。
ダビエルさん、こんばんは。
若鮎を拝見して初夏を感じていましたら、小生の棲家近くでは激しい雷雨が襲って来ました。
いよいよ夏の到来ですね。
ダビエルさんの写真には、静物は質感が、生物には躍動感が、景色には情感がとても現れていて感動しております。
今回の若鮎を見て、お気に入りの創作和食店に電話してみましたら、入荷しているそうですので、明日の席を予約してしてしまいました。
天然鮎の初物をいただいてきます。
小パンダさま、こんにちは。
鮎の創作料理、楽しみですね!