さて、夕食です。ディナーです!!
富岳群青はこの料理がおっきいポイントです。
結論から言いますと、
めくるめく官能の世界でした。
自分たちはあまり本格的なフレンチなるものを、食したことがないので何かと比べてどうのこうのということはいえませんが、まったくもって異次元の世界を体験してしまいました。
食事処はもちろん個室。
その窓からは富岳群青のテーマーカラーにライトアップされた水面がゆらゆら揺れています。
なんというか、大人のリゾートです。
ダンディーな男性スタッフはワインに詳しいみたいで、いくつかボトルを出してきてくれた。
なかには8万円の高級ワインもある!
というからこっちがひれ伏したくなってしまうではないか。
いけないいけない、
なにかあってはいけない。
ってなわけで早々に
お引取り願った。
んで、相談しながらワインをえらぶ。
さぁ、はじまりは、じまり。
いかにもフレンチなメニューで、期待が高まります。
そのなかからほんの一部をピックアップ。
「西伊豆「心太」のところてんをオレンジ風味のエスプーマをそえて」、で夏らしい気分でディナータイムがスタートした。
『菜園野菜・地磯黒鮑・戸田産赤座海老のサラダ サマートリュフをあしらって』?という料理名。
フレンチっていつも思うけど、名前長っ!
しかも、「あしらって」、だ。
あしらって あしらって あしらって あしらって・・・
エコーかけてみた。ゴメンナサイ。充分に休養して頭がリラックスしすぎてるもんで。
これを食べている向かい側から
「おぉ?」だの
「あぁ?」だの
「ん?」だの
いちいち声が聞こえてくる。
それもそのはず。野菜一つ一つの味が
際立っている
のだ。近くに自分たちの農園がありそこで栽培しているという。じゃがいもを食べてみたら、
「えっ、なんで!」
って思うくらいに旨さに厚みがある。それはこのディナーの雰囲気のせいだけではないはずだ。アスパラはなんと生き生きとした味でしょう。
そして、アワビの上にトリュフ!
もうひたすらうんうんうなずきながら・・・
あ?、こんな贅沢って。
魚料理は2種類のうちから選べる。
なので、連れと自分とは別の魚料理をオーダーして、半分づつ食べる。
高級レストランでそんなことしたら白い目で見られるとこだろうが、
個室だしドレスコードもなければ浴衣でもOKという、堅苦しさを感じないで食べれるフレンチだからこそだ。
一つは『駿河湾産の鱸の「もと焼き」』。写真は本編のレポートに載せる予定。
シンプルな調理法でで素材の味をいかに引き出すかだけで勝負した、ある種和食に通じる美意識を感じる一品に感銘を受けた。
もうひとつが『パート・カダイフを纏った金目鯛のポワレ ハーブバターソース』上の写真
纏って 纏って 纏って 纏って・・・
またエコー。
来ました。
このさくさくとした食感が口の中で香ばしく遊び、やがてしっとりとしてくるとそれはハーブ風味のバターソースを充分に含んでいたらしく、淡白な金目鯛の味をぐいぐいと高みに引き上げる。伊豆の定番「金目の煮付け」に少々飽きのある自分には、この食べ方は新しい金目鯛の姿を見せてもらった思いだ。
口直しは赤シソのグラニテ。
おぉ?、口直しなのに一つの料理として充分に美味しい!
肉料理も同様に2種類のうちから選べる。
っというわけで、連れは『子羊の香草ロースト 南仏風』を、自分は『静岡県産ふじやま和牛のサーロインと早松茸のグリル』。ここまで食べてきて結構おなかがふくれてきてたのですが、ペロリ!!
締めのごはんも2種類から選べて、僕は伊豆の魚による鮨。
シャリは古代米。フラン?スから取り寄せる塩で?。伊勢海老の汁たまら?ん旨さです
連れが選んだのは鯛茶?漬け。連れは満腹のた?めほとんどが僕の胃袋?に流れ込むことに。
フルーツがゴロゴロの?っかったブラマンジェ?。とろけそうな美味し?さ!
そしてコーヒー(エスプレッソとか紅茶とかいろいろのなかから選べたはず)を頂きながら、
ディナーの余韻に浸る。
いや?、すごかったなぁ。
大満足。
ため息です。
食後は幻想的な水辺でいっぷく?。きれいなカクテルをつくっていただきました。
部屋に戻ってきて。
さてこれなんの写真?かわかりますか?
西伊豆 土肥温泉 富岳群青の宿泊レポートができあがりました! >>
そういや一番下の写真の左側、「銀河鉄道999」にでてくる車掌さんこんな感じだったな。