古い建物ではあるが、水周りにはしっかり手が入れられている。
快適に過ごすためには、ここは大切なポイントなのだ。
トイレなどは当然のようにウォッシュレットタイプで、我が家のよりグレードがよさそうだ。
レモンの食前酒をウェイティングバーにて。
食事の前に軽くのどを潤おしているところ。
なんだか新鮮な気持ちだ。
直接食事処へ通されるよりも、このワンクッションが、
これから頂く宴に向かう気持ちのステップを一段上げるのだ。
そして、袴姿の御仁の先導で食事処へ導かれてゆく・・・。
(必ず袴姿の御仁ではありませんのであしからず)
料理は本レポートと品がかぶらないように、ここではいくつかピックアップしてご紹介です。
豆腐かと思い口に運んでみると、なんだろう不思議な風味。山椒が隠し味。上にかかる出汁のジュレがこれまたいい。メニューを見るとアスパラ豆腐ということだ。
お吸い物の蓋を開けると、ふーっ。いい香りが立ち上りました。山菜がたっぷり入っている。
鮎の皮に炙りをいれた造り。繊細でした
岩魚「時間をかけて火を通していますから、骨まで食べれると思いますよ」
個室の窓から見る庭園。
夜の帳が降りるとどんどん艶っぽい景色に。
となりの部屋から楽しげな声が聞こえてくる。娘さんが両親を連れての旅行のようだ。
良いではないか、そんな旅。
汁 キャベツ摘み入れ なめこ
御飯 鶏生姜御飯
香の物 飛騨漬物 唐辛子味噌
思ったとおりごはんはふんわり。
水の物 パパイヤ蜜煮 ラズベリースープ仕立 南瓜グリーンピース さくらんぼ
おやすみなさい。