お湯見てたら、顔がニヤけてくる?。
旅館サポーター制度(種プロジェクト)がちゃんと旅館様の役に立てるように、東北のお宿の方に話を訊ききに、そして宿の方ががんばっている姿を少しでも多くの方に伝えたいと思い、東北に旅立ってきました。
福島の高湯温泉へ向かう途中にであった何気ない道端の景色。
梅と桜と雪山。
あの山は吾妻小富士とかの吾妻山のあたりかと思います。
桜はほぼ満開(4/25)。
でも花見客は0でした。もともと花見するところじゃないのかな?
福島市内から、磐梯吾妻スカイライン方面へ坂道を登っていく。
硫黄のニオイが道端に漂い出したら、「高湯温泉近し」の合図です。
一句浮かびました。
高湯で屁 しても されても 平気です
ひげの家のお湯、健在でした。
ひげの家はもともと日帰り入浴をやっていないので、この日はもちろん温泉には入っていませんが、温泉はちゃんと湯船からあふれてました。新緑の頃に行こうと計画中。
このお湯に、じんわりと体を沈めたい・・・。
地震の直後はお湯が出なくなりだいぶ焦ったそうですが、山の中にある源泉からの配管が外れたためということがわかり、すぐに復旧したそうです。
地震で泉質が変わったりとか、温度が変わったりとか、下手をすると温泉が出なくなったりとかありますんで結構ヒヤヒヤするんですよね。
露天風呂。この横の川のところどころからも温泉が自噴して、湯気がもうもうをあがっています。
もともと透明だけど、空気に触れると白くなるんですね。
お客さんがいる日も、いない日も花を欠かさない。
建物のはなんともなかった様子。
震災以後、GWの予約はすべてキャンセルになったそうです。
その後徐々に予約が入っては余震でまたキャンセルの繰り返しだったそう。
さぞ不安なお気持ちだったろうとお察しいたします。
いまは少しお料理の品数を減らしてその分、お手ごろ料金で営業しています。
そしていよいよ5月12日からは通常メニューがスタートします。
ひげの家さん、応援しています!
ひげの家さんに支援の輪が広がりつつあります。
http://save-ryokan.net/object/2011/04/post-1.html
宿を後にして、教えてもらった桜の名所へ行ってきました。
滋徳寺という見事な枝垂桜のあるお寺で、高湯温泉から下った高台にあります。
枝垂桜のすだれの間から福島の田園を眺める、オツなり。
滋徳寺の地図を貼っておきます。