箱根で蕎麦と甘酒

手打ちそば　岩清水（天山湯治郷）

箱根の天山湯治郷で日帰り温泉したあと、昼飯どうしようかなと思っていたらちょうど敷地内に蕎麦屋があったので寄ってみることにした。

敷地内では有るが入浴客以外も利用できるようになっている。

白蕎麦の”せいろ”

おかわりして、こちらは田舎蕎麦風の”黒蕎麦”

端切れがいかにも手打ちっぽくていい。

こういう施設内の飲食店というのはあまり期待してはいけないかなと思っていたが、けっこう気に入った。

箱根湯本を背にして箱根旧街道を芦ノ湖方面に向けて走ると、右手に賑わいを見せる茅葺屋根が見えたので寄ってみた。

400年の歴史がある甘酒茶屋らしい。

茶屋の近くには石畳の道が発掘され、これがつまり「天下の険」と言われた旧東海道の箱根の難所なのだそうだ。

この甘酒は砂糖を使わない米と麹のだけでつくられた、ずっと昔からかわらない味なのだとか。

なんでこんな不自然な持ち方になったんだ？

歩きつかれた旅人が、この茶屋で一休みに飲む甘酒はさぞ旨かったんだろうな、そんな想像をめぐらせたなら飲む甘酒は格別だった。

ヒッチハイクのフランス人２人を連れて行ったら、めちゃ喜んでくれた。