嶽温泉 小島旅館をチェックアウトしてから太宰治の生家「斜陽館」へ行ってみることにした。
自分の本棚にはたしか「津軽」があったはずなんだけど、読んだ記憶がない。
というくらいだから太宰のファンというわけではなくこの建物をぜひ見てみたかたのだ。
青森県産のヒバ材をつかった木造2階建ては国の重要文化財。
銀行業務もやっていたというから、そーとーな町の有力者の家だったことが分かる。
太宰没後、この家は人手に渡り旅館として営業してたらしいが、その際に本来の姿と違う形であちこちに手が入ったそうだ。
内部はレンガ造りのところや洋館テイストのとこもあっててホント観てて飽きなかった。
太宰が生活していた頃のこの建物の状態を復元するのに様々な検証が行われ、一億円もの費用を要したらしい。
金木町、この斜陽館で
勝負に出てる感がある。
写真などを撮りながら2時間くらいかけてこの建物を堪能した。
もし興味の無い人がこれにつき合わされたら耐えられないくらい退屈な時間になっただろう(笑)。
そして向の観光物産館で「金木めし」を食した。
- ほたての貝焼きみそ
- 若生のおにぎり
- けの汁
という青森の郷土料理がセットになったものだ。
太宰治も良く食べたという若生のおにぎり、薄い昆布でくるまれ見た目のインパクトもあり、うまかった。