明けましておめでとうございます。
今年もみなさんとの温泉談義を楽しみにしています。
早速本題ですが、年末にとある事情で発注していたものが届いた。
事情というのはこれだ。
2ヶ月くらい前のある日、一通のメールが届いた。
タビエルに載っている追分温泉の写真を使わせて欲しいという。
メールの主は「WE ARE ONE 北上」の代表の方で、この団体は東日本大震災により壊滅的な被害を受けた石巻の北上という町の再生のために活動する、女性を中心とした集まりだそうだ。
住所を見て驚いた。
十三浜。
ここは仙台のテレビ局が種プロジェクトのことをニュース番組で取り上げてくれるということで、ぼくも番組に出させていただくのにロケをした場所ではないか。なんだか縁を感じる。
そのときの様子がコレ>>
何も無い海岸だなとロケの様子を眺めていた場所は、実はそこには漁村があって、
家々が津波ですっかり流されていたことを後から知って絶句したことを思い出す。
その団体が、
「北上を知ってもらうきっかけに」
と、生み出したのがこの北上茶碗蒸しなのだ。
ここ北上では人が集まるときに茶碗蒸しを食べる習慣があるという。
そしてこの監修が追分温泉のご主人、横山さんだ。
いや~、もうこんな嬉しい話!
どぞどぞ!使ってください!!
そして冒頭の写真となったわけだ。
定番は「あわび」そして季節限定で12月は「ほたて」だった。
袋のまま15分ほど温める。
温まってきた。
おぉ、まさにあの追分温泉で食べる、甘みのある茶碗蒸し。
追分温泉ではいつも動けないくらいの満腹で茶碗蒸しを食べてたので、
味わうというよりは、頑張って食べるかんじになってたから、
空腹時に食べるのは今回はじめて。
うん、めちゃ旨いぞ!
「プリンみたい」と娘。
そして、アワビが
ゴロッ
こちらは季節限定のホタテ
実は冷やしたままでも旨い。
懐石料理の八寸にちょっと載ってる甘みのある豆腐みたいな感じだ。
なつかしい味だった。
また追分温泉に行きたくなった。