四国に用事があったので、その帰りに香川によって讃岐うどんを食べに行ってきた。
とはいってもさしたるプランも持たず、タビエルでも島宿真里のレポートをしてくれているれおんさんのこのブログ記事の後追い。
実際にどんなうどんやさんなのかほとんど知らずに訪れたのだ。
1軒目に選んだのが、「山越」というお店。
営業時間が13:30までだというのでここを一番に持ってきたのだ。
到着したのはほぼ正午。
着てみて驚いた。
田舎道に
「今日は村の祭りか?」
と思うくらい人が歩き、交通整理の人が3人くらい出ていて、駐車場には車が50台は並んでいる。
「こんな人気店だったのか。」
と、このとき初めて気づくのであった。
車を停めて店に向かってみると、案の定長蛇の列。今日はフツーの平日。
テレビではこんな感じの光景は確かに見たことあるが、それはGWとかお盆とかの連休の時のことだろうとタカをくくってた。
しかたなく列に並んだ。
おそらく僕らの前には50人くらいのうどんに飢えた民が、列を成している。
そして周囲には出汁のいい香りが漂い、飢えた私たちを魅了しやがる。
20分ほど並んだだろうか、思ったより早く店内に突入。
このお店は「かまたま」、つまり釜揚げうどんに生卵を絡ませたうどんがお馴染みらしいのでそれを注文。
どぼどぼ
と、テーブルの上の醤油ダシをかける。
スタンバイOK
うほ?い、なるほどこりゃ愉快
これで200円だなんて信じられん!!!
大満足で次の店へ
次の店は、「山内うどん」というとこ。
坂を上ってみて気がついた。
「あっ、この店テレビで観たことある!」
ということは、ここも有名店なのだろう。
カウンターの奥ではお兄ちゃんがうどんを打ってる。
切ってる
切れた。
、ぼくらの前に並んでいた奥様が左下にフレームイン(笑)
茹でる
この光景を見ながら連れと
「お?、火が見えるよ」
「何にする?やっぱ”ひやあつ”かな」
などと話していた。
ちなみに”ひやあつ”とは麺が冷たくて、出汁が熱いという組み合わせ。ネットで見ていたらこれが人気なのだそうだ。
するとだ、
われわれド素人の話に業を煮やしたのか
後ろに並んでいた見知らぬおじさんが、いきなり会話に加わってきた。
「うまいのは、あつあつだね。」
「ガスより火力が強いから薪きなんだ。」
「あれでいっきに茹でるんだよ。」
県内に住んでいる常連さんだそうだ。それでもいつも車で30分くらいかけてやってくるそうだ。
で、結局”ひやあつ”と”あつあつ”の両方を注文した。(2杯食べた)
できあがりました、ひやあつ。
麺にエッジがきいています。モチモチの麺です。
こちら”あつあつ”
そしてこの店の名物だと言うゲソ天をのせてみた。まるで暴君のように態度がデカイ。
これは店内で揚げるのではなく、仕入れだそうで冷めている。
無くてもなくてもよいかなと思った。
出汁は塩味が強めでした。個人的な好みで言うと「山越」のうどんが好きですが、地元のおじさんが30分かけてこちらに通ってきている話を聞くと、何度か食べてるうちに印象は変わるのかも。
店をでると薪がたくさん積まれているのを発見。
あっ、これでうどんを茹でてるわけね。
今回は2軒だけだけど、とても楽しめました。
もっともっといろいろな店をハシゴしてみたいと思いながら讃岐を後にするのでした。
「今日は村の祭りか?」
のコメントに思わず吹き出しました。
あんな辺鄙な場所でも人が集まるのが凄いですよね。
薪でうどんを茹でていたのには全然気づきませんでした。
いつもながら写真が美しい。
同じカメラがほしい…機種は何でしたっけ?
撮影の腕をほめるところですよね(笑)
あっ、れおんさん後でご報告のメールをしようと思ってたのですが、見てくださってたのですねありがとうございます!おかげさまでとっても楽しい讃岐うどんの旅になりましたよ?。
今回の写真はニコンのD80に50mm f1.4の単焦点レンズをつけて撮ってます。お散歩撮りにちょうどいい手軽さです。
次回は祖谷温泉とセットで行きたいです!!
ありがと?
ニコンのD80に50mm f1.4の単焦点レンズですか?。
教えていただきありがとうございました。
ニコンは購入したことがなかったのですが、次はニコンにしちゃいます。
写真のうどんが目の前にあるようで、とてもリアル。
湯気までしっかり写ってますね。
200円握りしめて祭りに参加したくなりました(笑)
山内うどんの写真もクリアでいいなあ。
うれしいです!
200円で参加できる祭りっていいですね?。