鳴子 川渡温泉 山ふところの宿みやま
お部屋 本館・湯治の棟
宿泊日 2012年4月
『湯治って何ですか?』
『具体的な湯治方法を知りたい』・・・・というお問合せをいただきます。
湯治は温泉に入りながらのんびり過ごす事で体を休めリラックスする滞在型保養スタイルなのですが
具体的にはどんな感じ?? をちょっとご紹介。
日々温々では湯治の中でも『自炊湯治』をオススメしています、
理由は?リーズナブル ?少しでも作業すると(例えCoffeeを入れるだけでも)不思議にグッと気分が
変わる(旅人→暮らしてる感=リフレッシュ)・・・から。とは言っても全て自炊はちょっとシンドイ。
今回は宿のお食事と自炊をmixした滞在プランで3月の温泉マルシェの会場でもあった川渡温泉
宿みやまさんに2泊3日のバーチャルトリップ!
【1日目】
まずは宿に着く前に途中の”あ・ら・伊達な道の駅”で食料調達。
ここは東北最大規模の売上を誇る道の駅で産直の野菜の他、豆腐関連、ハム、ソーセージ系、
パンの他コンビニ、お土産、レストラン、旧岩出山町と縁のあった北海道からRoy’sが本州で唯一の直営店
として出店、超充実の品揃えです。ただし精肉、鮮魚は取扱いナシ。
最寄駅は陸羽東線 池月駅下車徒歩5分。仙台からの鳴子行き直行バスでは『池月駅前』下車すぐ。
電車は1時間に1本なのでお買物したあとRoy’sのソフトクリーム食べたり休憩すると次の電車に
ちょうどいいタイミング。
池月駅からひと駅、川渡温泉で下車すると宿のご主人が迎えに来てくれます。
この宿は築160年の萱葺き屋根の母屋に続く自炊設備のある本館と別館で構成。
今回は本館にお世話になります。
部屋の様子。6畳+キッチンで約7.5畳位の広さ。(キッチンは各部屋に付いてる)
ガスレンジは1つ、カセットコンロを貸出してくれます。電子レンジもアリ。
窓からの眺め。「あー、旅に来たぞ?」
まずはお茶を一服 。
ひと休みしたあと宿の前を少し散策。ここは田んぼのあぜ道。”風の道”という散歩コースになっています。
伊達家の時代に植えたとされる杉の古木。樹齢300余年とか。
宿に戻ってお風呂へ。 木の香りがたちこめる浴室。
かけ流しの湯は40?41℃で半身浴にも最適。 20?30分浸かっていると肩凝りや腰痛が
ユルユルと和らいでいきます。
すっかりあたたまったらラウンジで少し休憩。
時間がゆっくり過ぎていきます。あー、お腹がすいた、そろそろ夕食の時間。
自炊は明日から(笑)・・・という事で今夜は宿のお食事。(軽めの夕食というオーダー)
フキ、タケノコ、ニンジン、こんにゃくの煮つけ、月見蒸し、きのこの酢の物、焼き魚とおにぎり。
これで2400円(デザートは別オーダー、300円) 。 夕食のみ、あるいは朝食のみ、等
スケジュールなどの都合に合わせて選べるのは魅力。お腹がすいてたせいかペロリと完食、満足満足。
なんだかもう眠くなってきました。
夜 もういちどお風呂へ。
どんどん力が抜けていきます。今夜はゆっくり眠れるかな。
第1日目はこうして終了。