面白い開き方をするドアを開けて中に入る。
広すぎないロビーまわりには涎の出てきそうな空間が息づいています。
ご主人が構想し、家具屋さんに特別オーダーしたソファー。
特にこだわった点は外国人の方でもゆったり座れるサイズであることと、
マガジンラックを一体型にすることだそうだ。
がっしりと、安心感のある骨格に、上質な革張りと肌触りのいい木肌。
物欲を存分に刺激されてしまう。
もっともこういうソファーが似合う家に引っ越すことのほうが先決なのだが・・・。
これにかぎらず、この宿に息づいているものたちはほとんどすべて、
主の息のかかったものたち
だと言うことを知ることになる。
手作りのかぼちゃの羊羹。ほのかな甘みに心が落ち着いていきました。
こちらはハワイのアーティストによる四季の4部作アート。
階段を下りるたびにこのアートが眼下に見えて、なんだかいい気分になるのでした。
これらもやはりご主人の思いが染み込んだもの。
この作品に一目ぼれしたご主人はすぐに購入の決意をしたのだがすでに一点はイギリスかどこかの
方の所有となっていたそうだ。ご主人はアーティストに事情を説明してそのオーナーの方に連絡を
とってもらい、なんとか譲ってもらうことができたというしろもの。
期待どおりというかそれ以上にセンスを感じる、光とアートの空間
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