２０万ヒット、おめでとうございます。
主人と私のＰＣはセキュリティーなんとかで、カウントアップに貢献していないかも
知れません。スミマセン！

東北はこれからベストシーズンですね！　お気をつけて行ってらっしゃーい。

行ってきましたよぉー！　石亭！！！
うふふふ　(^o^♪　おほほほ　!(^0^)!
顔の筋肉が緩み離しです。

黒光りする瓦が轢きつめられた廊下は、微妙な明暗に整えられ、各離れへと続い
ています。所々に浮かび上がる季節の花々、掃き清められた砂がオーナーの研ぎ
澄まされた感性を既に物語っています。

今回案内された部屋は２間続きの部屋で、二人で泊まるには勿体無いほど。私達
の部屋にはエンヤが流れていました。
他の部屋は何をご準備されたのか気になる所です。
部屋自体は簡潔な数奇屋作りで、その中に配置された古い家具が部屋に色気を
齎し出しています。明かりは蛍光灯では明るさがコントロール出来ない事とその色
の為と想像されますが、全て白熱球が使用され、それぞれが適度な明るさにセット
されています。

新装の貸切風呂に案内されましたが、ここにもＣＤが準備されていました。
その２階からは瀬戸内海を見渡す事が出来、置いてあったお気に入りの本を開き
ロッキングチェアーを揺らしていると、また頬が緩むのです！！　ついつい貧乏性の
私達は、長居すると次のお客様に迷惑かと早めに切り上げましたが、本当は夕食
までゆっくりと過ごしたかった空間でした。

お風呂あがりのラウンジでビールをご馳走になり、日本酒の試飲を楽しみます。
その後、庭に降りラウンジの床下でバッハを聞いていると次第に空に深みが増し
てきます。石亭ファンの皆様の忠告に従い早めにチェックインしたのですが、
ここ迄で２時間半があっという間に過ぎ夕食となります。

夕食はラウンジ下から持ち出したキースのＣＤを聞きながら頂くことにしました。
これが石亭流。ＴＶなしでの夕食は初めてです。
お料理はもう言葉になりません！し、食べ切れません！
試飲していた中でお気に入りはありましたか？の問いに「酒なくば」と答えるとその
冷酒が出てきます。（エーッ！注文してないヨー！？。エッ？サービスなの！！）

夕食後は庭に出ます。お部屋の縁側から眺める庭も良いのですが、庭を囲む様に
寛げる場所が配置されています。こちらも光の陰影が整えられ、座り込んでしまう
とお尻に根が生えた様に離れられなくなります。こんなに色気のあるお庭は初め
てで、漸くここで気がつきました。オーナーは庭を愛でる為に、離れを配置し、光を
配置し、東屋やラウンジ下などの空間を用意したのです。
そこでお客様同士が気楽に会話を楽しめる場を提供しているのです。
旅館に行ってこんなに部屋に居なかった（居られなかった）のも初めてです。
もう食べられないと言いながら、お庭に用意してあったおぜんざいも食べてしまう
私です。後が大変だー！！

その後、旅立ち迄の時間も万事がこの調子です。ご推察くださいませ。

という訳で、石亭はお勧めできません。だって予約が取れないんですものぉ！！