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期待があまりに大きいと、裏切られることを恐れるあまり
疑心暗鬼になってしまうとは、人間のサガなのでしょうか。
と、いきなりオカシな始まりで恐縮です。いや?兜家旅館、あのホームページの凝りようといったら
片手間とは思えませんものね。ていうかそっちが本職?ぐらいな。
まー宣伝にはチカラいれてますよね。奥多摩の紅葉に見とれながらも
カーブというカーブ、すべてに設置される兜家の巨大看板。
奥多摩にカーブいくつあると思います?もうウンザリする…いやいや。宿泊したのは新館、囲炉裏のある部屋。新館っていっても旧家デザイン。
入り口をガラガラと引けばそこは大きな土間。茶香炉が香ばしい薫りを
たちのぼらせていました。
部屋は10畳の二間続き。大きな窓は多摩川の支流に面しています。
この部屋にはドアがありませんでした。すべて引き戸。下部にスライドできる
通風口があり、東北の祖母の家にあったものと同じだと同行人が言いました。
手前の部屋のまん中に大きな囲炉裏が切ってあり、奥の部屋には小さな座卓と
小さな赤い花がしつらえてありました。石の間接照明。
老舗旅館らしい正統派の作りなのですが、古さはみじんも感じません。
旧家ではなく旧家デザインなんだな、と思いました。お風呂は小さいものでした。2つありましたが、4人用、3人用といったところ。
明るいうちは滝が見えて、興をそぐような、例えば電柱だとか民家だとか軽トラ
だとか、そんなものは一切なく、静かにはいることができました。
泉質は私の大好きなアルカリ単純泉。乾燥してザラついていた肌もすべすべです。夕食には猪鍋を選び、やまめのお造りを追加しました。
囲炉裏が大きくて女性ではちょっとあぶなく、鍋に食材をいれるのも、銘々皿に
取り分けるのも男性の仕事に。やまめは洗いでおいしく食べました。でも、実はいちばん心に残ったのは翌日の朝食。おもちだというので、ちょっと
重いなぁと思っていたのですが…。朝食会場の前でおばちゃんたちがどんどん
おもちを切ってまるめて、その横で自家製みそのすいとんが湯気を上げ。
夜ちょっと飲み過ぎたので、麹のきいたみそがしみ込むこと。
だいこんおろしで1つ、あんこで1つ、おにぎり1コ、すいとん2杯…食べ過ぎです。部屋に戻って窓の外を見ると、まっすぐのびた木の幹から水蒸気が上がっています。
木の体内にある水分が寒さで目に見えているのでしょうか。初めてみました。神秘的。ふきのとうみそとわさび漬けをおみやげに買いました。
おとな4人で1泊。締めて13万円。ちょっとはしゃぎすぎなお値段でした。
まぁ、値段に見合った満足。また行きます。
のの疑心暗鬼側の感想です。秘湯めあてで行くと、やっぱり巨大看板ってがっかりしますね。1つや2つならまだしも、ここにもあそこにも、またあった?なんてことになると、おいおい大丈夫か?みたいな暗雲が立ちこめましたよ。ぬるいお抹茶を運んできてくれたおにいさんが、館内の説明をするのですがなんともたどたどしく、つっかえつっかえ考え考えなので、新人さんなんだなと思ったのです。同行の女性もそう思いながら聞いていたらしいのですがあとで男性2人がクチを揃えていうには「あの人ここの若旦那」…。あああ。大変失礼しました!!!!!夕食時の楽しみのひとつはもちろん地酒。日本酒もたくさん揃えてあるのですが奥多摩の地酒がありません。利酒師の資格を持つという件の若旦那に聞くとウチはおいしいものしかおいてないので、とのこと。ふ?ん。それではってことでオススメをもってきてもらう。う?んフルーティ。いやそうじゃなくてガツンとくるやつがいいな。う?ん薄い。や、なんかさ、もっとこう日本酒らしいっていうかさ、猪鍋にあうやつを。利酒師「あ、ボディがしっかりしたものですね」…ボディって。のんべぇ失笑。旅行の楽しみの中に地酒ってあると思うんですよ。地ビールもね。地居酒屋も。フルーティじゃなくてもボディがどうでも、そこでしか飲めない酒って魅力がある。銘酒といわれるものなんかデパ地下いけば変えるもん。もうひとつ生意気いわせてもらいます。部屋から注文の電話かけたとき、名前きかれたんだよね、2回。なんで名前きくんだよって思っちゃった。ていねいに答えたけど。なんか疑ってんの?とか名前きかなきゃ届けられんのか?とか。チェックアウトするときも、鍵だしてんのに名前聞かれたなぁ。そのときはおばあちゃんだったから許したけど、こんなおばあちゃんに大金払って大丈夫かなぁと、違うことが心配になったことよ。
タビエルののさんこんにちは。ザッピングでの感想ありがとー!実は私下戸なんです。だからのんべいの人がうらやましいです。地酒が飲めなかったら旅の重要な楽しみを、みすみす見過ごしているようで・・・。
疑心暗鬼側の感想です。秘湯めあてで行くと、やっぱり巨大看板ってがっかりしますね。1つや2つならまだしも、ここにもあそこにも、またあった?なんてことになると、おいおい大丈夫か?みたいな暗雲が立ちこめましたよ。ぬるいお抹茶を運んできてくれたおにいさんが、館内の説明をするのですがなんともたどたどしく、つっかえつっかえ考え考えなので、新人さんなんだなと思ったのです。同行の女性もそう思いながら聞いていたらしいのですがあとで男性2人がクチを揃えていうには「あの人ここの若旦那」…。あああ。大変失礼しました!!!!!夕食時の楽しみのひとつはもちろん地酒。日本酒もたくさん揃えてあるのですが奥多摩の地酒がありません。利酒師の資格を持つという件の若旦那に聞くとウチはおいしいものしかおいてないので、とのこと。ふ?ん。それではってことでオススメをもってきてもらう。う?んフルーティ。いやそうじゃなくてガツンとくるやつがいいな。う?ん薄い。や、なんかさ、もっとこう日本酒らしいっていうかさ、猪鍋にあうやつを。利酒師「あ、ボディがしっかりしたものですね」…ボディって。のんべぇ失笑。旅行の楽しみの中に地酒ってあると思うんですよ。地ビールもね。地居酒屋も。フルーティじゃなくてもボディがどうでも、そこでしか飲めない酒って魅力がある。銘酒といわれるものなんかデパ地下いけば変えるもん。もうひとつ生意気いわせてもらいます。部屋から注文の電話かけたとき、名前きかれたんだよね、2回。なんで名前きくんだよって思っちゃった。ていねいに答えたけど。なんか疑ってんの?とか名前きかなきゃ届けられんのか?とか。チェックアウトするときも、鍵だしてんのに名前聞かれたなぁ。そのときはおばあちゃんだったから許したけど、こんなおばあちゃんに大金払って大丈夫かなぁと、違うことが心配になったことよ。
ののさんこんにちは。ザッピングでの感想ありがとー!実は私下戸なんです。だからのんべいの人がうらやましいです。地酒が飲めなかったら旅の重要な楽しみを、みすみす見過ごしているようで・・・。