旅館は”消費の基点”になりうると思うのです。
お宿が魅力的だったら、泊り客が増え、スタッフに仕事が生まれ、農家の方は野菜を出荷に汗して、地酒が飲まれ、お土産が買われ、クリーニング屋さんには蒸気が充満し、昼時には食堂に注文の声と食器の音が飛び交い、カフェでは人が憩い・・・。
地域にお金が落ちる流れは地域復興の確かな足がかりです。
たくさんの人に
仕事の種が小分けされます。
その様子がブログなどのネットで発信されると、そこからまたたくさんの人の旅心を刺激する。
自分の好きな宿を応援し、泊まりに行くというのは、その宿だけを応援するにとどまらず
地域復興に寄与できる
のです。
瓦礫を撤去する作業は体力的に難しくても、自分の得意な方法で復興に参加できます。
請け負います。
きっと、その旅は自分の人生においての特別な時間になります。
いい種が撒かれることを願って。