鳴子温泉郷・川渡温泉 みやまの飴色のお湯は健在です。
マニア垂涎の油臭が香っていました。いわゆるモール泉なんですね、ここ。
なんだか懐かしいにおいに癒されます。
鳴子温泉郷というところは、ホント希有な温泉場です。
源泉数がやたら多くて、しかも泉質も種々様々(めんどーなので調べない。だれか調べて?)。
しかもほとんどが自家源泉(たぶん)。
極端な話、隣の宿で色も味も泉質もぜんぜん違うなんてことがるのだ(あるのかな?泉質がぜんぜん違うとこは確実にある)。
辻本さんに
「鳴子さん、あんたは泉質の総合商社や!」
と罵倒して貰いたい。
ん、なぜ罵倒??
ご主人の板垣さん。やっぱり私服です。
普通っぽくしたいのであえて作業衣とかは着ないのだそうだ。
おばあちゃん、妹さんは残念ながらお出かけしてました。
にしても板垣さん肌つやがいいなと感心。温泉の効果と体にいい食材のおかげですね、きっと。
板垣さんとはたくさんのお話が出来ました。
グリーンツーリズムで交流のあるドイツから、本当に温かい支援が届いていること。
「むすびや」のおにぎりに使っている宮城県七ヶ浜の海苔の養殖場が津波でだいぶやられたこと。
板垣さんはそこへお見舞いに行ったが、再建を断念した漁師(という呼び方あってる?)さんも数多くいる中、「絶対復興してやる」と決意し動き出している人がいること。
鳴子の米プロジェクトのこと。
板垣さんは全国的に知られる取り組みとなった「鳴子の米プロジェクト」を始めとする「むすびや」などの仕掛け人のひとり。
そういえば、旅館サポーター制度も鳴子の米プロジェクトにヒントをもらっていることなどなど。
お話しながら、今起こっていることを不幸な出来事のまま終わりにしてはいけない、そんな気概を感じ取りました
山ふところの宿みやまを応援しています。
山ふところの宿みやまさんに支援の輪が広がりつつあります。
http://save-ryokan.net/object/2011/04/post.html
川渡温泉の中心の桜並木。きっとGWには桜が満開になっていたことでしょう。
(みやまはどちらかというと川渡温泉のはずれの田園風景の中にある)
この近くには、胡麻豆腐と胡桃豆腐のおいしいお店があるので是非立ち寄ってみてくださいね。(みやまの食事にも登場)
あと白いご飯に絶対おすすめのしそ巻きのお店はみやまのすぐ近く。ただお店っぽくなくてわかりにくいのでみやまの方に訊いてみてください。
江合川までくると菜の花畑!
桜が咲いたら桜色、菜の花の黄色、山の雪がいっぺんに見れてきれいなんだろうな。
GWのあたりにはきっと見ごろになっていたことでしょう。どうでした?