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さて、大型連休の分散化。

さぞかし宿サイドは喜んでいることだろうと思ったが、

みんながみんなそう思っているわけでもないらしい。

 

 

 

えっ、なんで?

 

 

 

ちょっと前の日経MJを読んでいたらこんなコメントが紹介されていた。

 

「一時期に集中するから小さな旅館でもやっていける面がある」

「規模の小さい施設には逆風」

 

つまり人気の施設が満室で、そこから溢れたお客さんが小さい宿へ行く。

それで小さい宿が多少なりとも売上を確保できる、ということ。

でもまてよ。

その”しょうがなく泊まった”お客の気持ちはどこかに置き去りにされてない?

おこぼれにあずかる宿ではなく、人気宿になろうという気概がそもそも必要なはずだとおもうんだけどなぁ。

実際のところ日本ではここで言われているような”小さい宿”が多くを占めから

数の論理で分散化に反対という声が大きくなる可能性もあるよなぁ。

もし業界がユーザーの声ではなく既得権益優先するならば、

宿泊業界はいつかそっぽ向かれてしまうよ。

今世の中には旅行以外にも魅力的なサービスが溢れているんだから。

 

ちなみにここでいう小さな宿だが、タビエルをご覧になってくださってる方なら

あえて言わなくても、の話ですが、たとえ小さくても人気さえあれば早々に

連休は満室になる宿も有るはずなので、”小さい宿”ではなく”人気のない宿”と読み替えるべきでしょう。

 

 

viva!! 小さき宿

 

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