夕食は、囲炉裏の食事処で。
食事を運ぶスタッフの邪魔になりながら、写真を撮ってます。
左に見える音速のような残像もスタッフ。
写真を撮ってる私に気づいて、
「あっ、すいません!」
と言って、軽やかなステップバックを披露したのでした。
いえいえ、こちらこそ邪魔してすいません。
ここも昔話に出てきそうな風情があります。
各組ごとに囲炉裏の配置された座敷と、個室のベンチシートスタイルの2種類がある様子だが、希望を聞かれたことが無いので宿側での采配になる様子。
ちなみに私たちは2回とも個室だった。座敷は掘りごたつではなかった気がするので、膝に自信のない場合は個室席のリクエストをしたほうが良いかもしれません。リクエストが通るかどうかは不明ですが・・・。
連れは迷わず生ビール。
温かい囲炉裏の端で生ビールとはさぞかし旨いのでしょう。
自分は梅酒をロックで。
自家製の梅をでつくるそうです。美味しいですよ。
炉端には川魚(岩魚?)と五平餅が焼かれています。
前菜
写真左は鴨肉の諸味噌漬け、右は湯葉の包み焼き。中身は忘れてしまったが旨かった。
そして中央はくり貫いた柚子にグラタンの具材のようなものが入っています。
どうするのかと思いきや、これをそのまま囲炉裏の網の上で炭焼きにするのです。
こんなの初めてで驚いた。
囲炉裏の料理って、下手をすると雑な田舎料理になりがちなんですよね。
でも、草円はさすがというか、鄙ななかに上質さをとどめているところがエライ。
お品書きが出てきたので見てみたら、湯葉の中は鮎でそれを揚げたものでした。
それと柚子の中はグラタンではなく味噌でした。
五平餅は通常はもち米ですが、ここのは芋の五平餅でした。