長野 渋温泉 ひしや寅蔵
お部屋
「遠くとも一度は詣れ善光寺」で有名な長野を代表する古刹。善光寺本堂は1953年(昭和28年)3月、国宝に指定された。参道には美味しい蕎麦屋が点在する。
最近、改装された二階談話室。大正ロマンを感じさせる作りになっている。
貸切り可能な源泉掛け流しの露天風呂。入り口に「貸切り」の看板を下げるだけ。この日、午後からは雪見風呂を楽しめた。
こちらは内湯、こちらも源泉掛け流し。内湯はもうひとつあり時間によって男湯.女湯が入れ替えとなる。
館内の照明が気分を落ち着かせてくれる。そういえばひしや寅蔵では女性に選べる浴衣のサービスも行ってる。
夕刻、灯りがともった玄関。なんともいえない温泉情緒をかもしだす。
渋温泉は湯めぐりのできる温泉街。渋温泉の宿泊客は九つすべての外湯が入浴無料。この湯めぐりが楽しい。ちなみに一番湯から九番湯まであるのは九(苦)労を流すと言われているからだ。写真はひしや寅蔵の隣りにある九番の大湯だ。
湯めぐりを楽しみ腹が減ったところで夕食を頂いた。野沢菜・蕎麦・林檎など信州ならではの料理。個室で落ち着いて食す。
ひしや寅蔵に併設された「寅蔵折り紙の家」。なんと一枚の色紙から三羽も四羽も鶴を折ってしまう。元々は三重県桑名市が発祥ということなのだがご主人が丁寧に教えてくれる。これがなかなか記念になるんです。
帰り際、ロビーで雑誌を読んでいると表通りを浴衣姿で笑いながら多くの方達が通り過ぎる。あぁ、ここは本当に多くの方が楽しめる温泉街なのだなとあらためて思う。
全国的に見ても長野県ほど名所・温泉両方に恵まれたところはあまりないのではないでしょうか。歴史的建造物を観光したり、大自然の中をドライブして楽しむこともできる。
渋温泉は開湯千三百余年・石畳の通りがあり温泉情緒たっぷりの温泉街です。夏に温泉街で行われる祭りなどはまさに日本の夏を感じさせるイベントです。今回 は冬に行ったわけですが冬は冬でやはり温泉が好い。大型ホテルが一軒もありませんが魅力的な宿が多い。今回、温泉街の写真を撮りたかったのですが雪がひど くて
撮れなかったことがとても心残りでした。それほど私には渋温泉はレトロ感があり魅力的な温泉街でした。九つある外湯は源泉が違い、いくつもの湯が楽しめま す。全て源泉掛け流しで基本的に熱い湯で源泉によって温度差はありますが70℃くらいの所もあります。ですが水でうめて入れば問題ないです。熱い熱いと言 いながらも楽しんで全部入ってきました。
今回宿泊させていただいたひしや寅蔵は渋温泉の草分けとも言える老舗のお宿です。 外から見ると木造三階建てですがロビーや談話室がお洒落に改装されておりました。お湯は源泉の違う風呂が三つありすべて楽しめます。貸切にできる露天風呂 は予約とか特にせず空いていたら入るといった感じです。誰か入っていても
さほど待つこともなく入れると思います。もちろん無料です。なにをとっても気楽に過ごせるお宿だと思いました。
近代的な設備からくる安心感ではなく、懐かしさからくる安心感、そういうものがここにはありました。