ここは草かげのネオン街
養生館はるのひかりへ再訪してきた。
もろもろの予定を考慮して6月1日に予約をしたんだけど、サイトを見ていたら「6/6~ほたる鑑賞会」という案内があった。
ぐあーっ、1週間違いか。
と、思いながら宿に到着してみると、なんと
今年は育ちが早くて、もう飛び始めましたよ!
とのこと。
夕食の後、茅葺の母屋の裏のビオトープへ
夢中で撮りました。
鑑賞会と言っても、形式ばったものはなにも無く、食事を終えたお客さんがふらっと、茅葺の母屋の裏にあるビオ トープに立ち寄る。館主の米山さんがいるときは、米山さんが簡単にほたるにまつわる雑談をするといった感じだ。
このサイトをやっていると
「ホタルの見れる露天風呂知りませんか?」
的な問合せをいただくことがある。そう、みんなホタルが好きなんだ。そんな「日本人のホタル好き」のニーズを満たすために、あちこちで「ホタル祭り」が増えてきている。
だが、ホタルの地上での命は1週間くらいだそうだ。イベントの期間にうまく成虫になってくれるほど、ホタルサイドとしては人間様のイベント期間などには関心がない。
「ホタル祭り」として大々的に告知し、大賑わいするホタル祭りにメインゲストのホタルがいないわけにはいかない。んで、主催者としては業者からホタルを仕入れることになる。その川で育ったホタルじゃなく連れてこられたホタルを鑑賞しているとしたら、かなり悲しいよ。
安心して欲しい。ここのほたるは、ここの館主の米山さんが成育したものだから。
カメラのフラッシュとはは厳禁のようだ。なぜかというと、その光は蛍の目にとってはあまりに強烈過ぎて、池に落ち、そのまま帰らぬホタルとなってしまうらしい。
気づけば2時間、夢中で撮ってた。
息してたか覚えてない。