子持ち鮎が食べたくなった。
ぼくらの棲家から、鮎といえば庄川へ向かうことになる。
このあたりは鮎を焼いてくれる店がいくつかあるが、
ぼくらのお気に入りは川金という旅館に併設されたの「鮎の庄」。
こんな風に炭火で焼いてくれる。
メニューを見ると一匹380円~1000円の間で時価となっている。
「子持ち鮎だから高けぇんでねぇの?」
と心配したが、この日は380円。
「1000円のときもあるの?」
と訊いてみると、それは天然の鮎の値段らしい。
庄川の鮎は小ぶりなので頭からガブリといける。
尻尾までのこすところ無く食べれるから、部分の味じゃなく内臓の苦味を含めた全体の味を味わえるのがいいのだ。
いいお昼を頂いた。