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fumifumi
丹羽様
素敵な丹羽様のお気持ちに賛同させていただいて、昨年の連休明けに追分温泉に、宮城在住の友達と行ってきました。
私は数年間、転勤で宮城県は黒川郡大和町に住んでいました。
その時に、サーフィンを始めて、仙台新港をメインに、七ヶ浜や深沼、笠間、たまに南下して、福島県の楢葉までサーフトリップをしたりしてました。
今は東京の実家にいて、波乗りは鎌倉に行っていますが、年に1回は夏にサーフトリップで仙台に行ってました。
震災の前年も、福島の北泉から、今回甚大な被害を受けてしまった旧北上川河口を巡るサーフトリップをしました。
当たり前にあった、私の波乗りの故郷が、今回の震災ですべて姿を変えてしまいました。
こんなことがあるのかと、本当に本当にあの日から心の底にあるなにかが変わりました。
その、波乗りで知り合ったもう10年来の友を誘い、追分温泉に行きました。
震災前から行きた かった、田代島も一緒に行くことにしました。
追分温泉・・・
ものすごいおもてなしをいただきました。
角部屋だし、食べきれないほどのお料理!!!
初物のほや!
もともとお料理がすごい宿とは聞いていましたが、こんなにたくさんのお料理!
今回このプロジェクトを拝見し、日帰り温泉しか行ったことのなかった追分温泉に泊まれたのも、
このプロジェクトのおかげでした。
本当に本当にありがとうございました。
震災後、このプロジェクトで追分温泉に行ったことは、一生忘れません。
もう3年が経ってしまいましたが、まだまだ復興には時間がかかり、
故郷の姿は前の面影がなくなってしまいそうで、復興ってなんだろうと改めて思います。
そして、いつもある風景が永遠でないということ。
何事もなく終わる一日が、幸せだということ。
あの日に教えてもらいました。
せわしない日々を過ごしていると、また元に戻ってしまう自分いて、
人間って忘れるから生きていけるとはいうものの、
あの日の前の自分に戻っては意味がなく、
ということは復興ももとに戻ればいい・・・ということでもないのかなあ・・・
なんで、難しく難しく考えてしまいがちですが、
日々を精一杯、今を生きていくことが大切なんだと思いながら、
東北とともに前へ
このプロジェクト、本当にすばらしかったです!
お疲れさまでした。
ありがとうございました。